前回の記事は、ユーザー属性におけるアドワーズとアナリティクスの解析情報に差異がみられる現象についてGoogleへの質問とGoogleからの回答でした(一部内容に誤りがあり、取り消し線を引いてあります)。
詳しい内容は、「AdWordsとAnalyticsのデータの不一致を質問してみた。」へお願いします。
前回の記事では、明確な回答がない時の記事でしたが、やっとGoogleから明確な回答がきました。
一部、疑問に感じることもありましたが、大体納得出来ました。
データ不一致の説明
データの不一致に気づいた流れをさらっと説明します。
詳しい内容は前回の記事を読んで下さい。アドワーズで年齢を指定して広告を出していましたが、その解析データに差異がみられました。
アドワーズでは指定した年齢のみ広告が表示されているような解析結果でしたが、アナリティクスでは指定した年齢以外のユーザーから流入があるような解析結果でした。
Googleからの回答
質問内容にあったアドワーズとアナリティクスのデータに差異があることは認めました。
また、広告をだしてお金を払ってもらっているアドワーズの解析結果と無料解析ツールであるアナリティクスの解析結果をどちらかを信用するのであれば、アドワーズを信用して下さいとのことでした。
当然、Googleとしても大きく収益をあげているアドワーズの解析結果は、より正確なものでなければなりませんし、アドワーズ利用者としてもお金が絡んでいることなので設定と異なる解析結果が出れば金返せという話になります。
要は、アナリティクスよりアドワーズの方が力を入れて、日々アップデートしてますよ。だから、アドワーズ信用してねってことです。
また、なぜアナリティクスの解析結果に指定した年齢以外のユーザーの流入があったことに対しての説明もありました。
広告をクリックして遷移した場合にURLにパラメータを付加して飛ばします。
適当なページの広告をクリックしてもらえれば、パラメータが付加されていることが確認できます。
付加したパラメータによりアナリティクスは、広告から流入したユーザーと判断しているみたいです。可能性として考えられるのは、広告をクリックしたユーザーがURLをブログや記事などにコピペしてそのURLを指定した年齢以外がクリックして流入してきたことです。
すると、アナリティクスでは広告から指定した年齢以外のユーザーが流入していると判断されるわけです。
このコピペされたURLがクリックされた場合に料金は発生せず、広告をクリックしたかしていないか(料金が発生するかしないか)は、また別の基準で判断されているらしいです。
筋は通っていましたが、極めて可能性の低い話だったので、アナリティクスがバグってんだろうなってことで落ち着きました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
Googleは無料で提供しているyoutubeや検索エンジンなどの応対はすこぶる悪いと聞いていますが、有料のサービスだけにサポートはしっかりしていると思います。
懇切丁寧にメール・電話の対応をしていただいたので、印象は良かったです。
回答まで時間がかかりすぎでした(サポーターは極めて例外だと言っていた)が、アドワーズ利用者は疑問があれば、インターネットで調べるのもいいですが、電話で聞くのもありだと思います。