2016年卒の就活生がライバルに差をつけるためにすべきこと2つ

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経団連の方針で、就活開始時期が3ヶ月後ろ倒しになりました。

就活生・企業共に今回の変更に不安を感じています。経団連の方針に従わず、8月より前に約7割の企業が内々定を出すと回答しています。

過去とは異なる就職活動・採用活動になるため、15年度卒業の就活生はこのような問題をOB・OGに質問しても就活経験からの的確な答えは返ってこないでしょう。

新たな方針の中で、自分自身が考えてうまく立ち回る必要があります。今後、就職活動をするにあたり、準備すべき事を紹介します。

業界、企業を絞る

働きたい業界・企業があれば、絞って就職活動することもひとつの手です。

就活期間が短くなることにより、一日あたり就活に充てる時間は多くなりますし、企業説明会や面接が重なる日も多くなるでしょう。

また、就活の激化やそれぞれに充てられる時間が平均的に希薄になることが予想されます。

去年までの就職活動を参考にしてしまうと、起こりうることです。

ライバルたちが業界研究・企業研究に充てる時間が少ない中で、業界・企業を絞りそれ以上の時間を割くことで、勝率は上げられます。

しかし、絞りすぎると諸刃の剣になってしまうので、良い塩梅で絞らなければなりません。

業界によっても異なると思いますが、指標としてエントリー数の平均は33から34社ですから、20から25社くらいでしょうか。減らすだけでは意味がありませんから、減らして余った時間を研究に充てて下さい。

逆求人型新卒採用支援システムの活用

今までは、就職活動している学生が主体となって企業側にアプローチすることが当たり前でしたが、売り手市場ということあり、企業側から優秀な人にアプローチできる新卒採用支援システム、いわゆる逆求人が急成長しています。

もちろん、従来の就活生行動型の新卒採用支援システムを活用しながら並行して就活を行うべきですが、逆求人型のものは、プロフィールを拡充させていくことで自分が人間性や性格、志向等を認識する上でも十分利用価値があります。

また、企業からのアプローチがなければより良いプロフィールに編集する必要がありますが、一度プロフィールを作成してしまえば、企業からのアプローチを待つだけなので手軽に活用できます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

就活開始時期の改変が行われたことによって、今までとは異なる就活・採用活動になることが予想されます。

その中で、2016年卒の学生は、うまく立ち回り、ライバルに差をつけなければなりません。

一例でしかありませんが、業界や企業を絞ってみたり、新しい採用支援システムを活用したりすることで、より円滑で効率的に就活を進めてみてください。

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