対人折衝能力がない人にありがちな特徴4つ

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対人折衝能力とは、人に対して物事が有利に運ぶように駆け引きをする能力のことです。この能力がない人は、仕事における交渉事や人間関係に不利に働いてしまうことが多いです。

対人折衝能力がある人は、プライベートでも特別仲の良い関係ではない人とも、良好な関係を築けるでしょう。

では、対人折衝能力がない人にありがちな特徴と何なのでしょうか。

気分屋

自分の性格を出して仕事をする方はいないと思いますが、ふとした場面でポロッと出てしまうものです。

ましてや、プライベートだと性格をオープンにしてしまい、友達を作ることにも一苦労ということもあると思います。

なぜ気分屋は対人折衝能力が低いかというと行動を左右するのがその日の気分だからです。

また、言っていることが二転三転することも原因の一つです。

ちょっとした行動や言動でも簡単に信用はなくなり、自分の思うように物事を運べなくなってしまいます。

ただし、育ってきた環境で性格が形成されるので、性格をすぐに変えることは難しく、常に自分を制する事を考えることが大切です。

自分の意見を押し通す

話し合いや交渉において、自分の意見を押し通すことは多くの場合、反発されます。会社でもプライベートでも言えることですが、力関係が弱ければ弱いほど、自分の意見だけを押し通してはいけません。

対人折衝能力がある人は、相手の意見も取り入れつつ、お互いが利益になるように折衷案を提案します。

より話のうまい人であれば、無意識に相手を動かし上手に物事を運びます。

相手の立場に立って考えられない

相手の立場に立って考えることは、対人折衝には欠かせません。

折衝は基本的にどこまで妥協できるか折り合いのつくところを探すことですので、相手の言動や行動から考えている事を読み取りながら、押し引きすることです。

難しいことは考える必要はなく、こんなこと言われたら自分だったらどう思うかを考えれば良いのです。

もちろん、相手の特徴や性格を理解していて事前情報があれば、相手がどう思うかを考えるべきです。

シミュレーションが苦手

頭の中で交渉や折衝のシミュレーションすることは、非常に大切です。

イメージトレーニングが有効であることが医学的に証明されているように、様々な状況をシミュレーションすることで折衝の成功率は飛躍的に上がります。

シミュレーションが苦手だと、想定外のことが起きた時に対応ができなくなってしまいます。

初めは、大まかな話の流れを何通りか想定して、どのように対応するか疑似体験してみましょう。

慣れてくれば、より具体的なシミュレーションを短時間でできるようになります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「気分屋」「相手の立場に立って考えられない」「シミュレーションが苦手」に当てはまる方は、プライベートでは自分を理解してくれる人だけでいいと考えているのであれば問題ありませんが、仕事をしていく上では変えていかなければいけない部分です。

対人折衝能力向上のセミナーなどもありますが、まずは自分を知ることからはじめてみてはいかがでしょうか。

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