ここでは、エントリーシートにおける趣味の書き方についてご紹介します。
趣味に関する質問は、ほとんどのエントリーシートに含まれます。
エントリーシートを書く上で、趣味をあまり重要視されていない方が多いかと思います。
では、なぜ趣味に関する質問があるのでしょうか。
当然、面接官や採用担当者と面識があるわけではありませんから、あなたがどのような人間かを理解するためにあります。
ですが、そこで終わってしまってはもったいないです。
自分をアピールできる項目を一つ無駄にしているのです。書き方次第では、趣味もアピールポイントになり得ます。
マイナスイメージの趣味は書かない
当たり前かもしれませんが、エントリーシートの趣味には、明らかに世間一般で良くないと思われるような趣味はやめましょう。
代表的なものとしては、パチンコや競馬、競艇などのギャンブルの類やゲーム、ネットサーフィンなどです(関連する会社であれば別かもしれませんが…)。
書類選考で、常識のない人間だという印象を与えてしまう可能性が高いです。
仮に書類選考を通ったとしても、趣味を具体的に掘り下げられた時の良い返答は出来ないでしょう。
プラスイメージになる趣味とは?
プラスイメージになる趣味ってなんでしょうか。
それは会社や採用担当者によって異なります。
採用担当者の好みを推測するのは難しいですが、会社が取りたい人間を推測することは可能です。
ホームページを見たり、会社説明会に行ったりすることでどのような事業をしているかが分かります。
力を入れている事業には人材を投資したいというのは普通のことですし、まして専門的に一つの事業に取り組んでいる会社は、関連することが趣味であれば、評価につながります。
ただし、偽装した趣味だと面接時にボロが出るので、嘘をついてまで趣味としてあげる必要はありません。
また、あからさまに太鼓持ちのような趣味だと嫌われますので注意が必要です。
こういう趣味があったら一番良いねという話ですので、趣味であることを前提に考えましょう。
面接で話が広がりそうな趣味
老若男女に共通してある趣味は、面接において話が広がりやすくなります。
また、面接で流れをイメージしながら話が広がりそうな文章を作りましょう。
質問の余地が無いくらい詰めすぎてもよくありません。
あえて、質問する隙を作っておくことも必要です。
具体的に書く
エントリーシートでよく見られるのが、単語の羅列です。
単語だけでは、相手に趣味の度合いや、どのような趣味なのか詳しく伝えることは出来ません。
より具体的にやっていることを書きましょう。
例を以下に挙げます。
- 例1 スポーツ
- 特に好きなスポーツ
- する側なのか見る側なのか
- スポーツが趣味になったきっかけ
- スポーツにあてる時間
- 例2 読書
- 好きなジャンル
- 好きな著者(この著者の本は全部持っているとか)
- 年間に読む冊数
- なぜ読書が好きか
- 例3 音楽
- 好きなジャンル
- 演奏する側なのか聞く側なのか作る側なのか
- なぜ音楽が好きか
会社へのメリットを含める
エントリーシートの趣味には、趣味に終始してはいけません。
それでは、知り合いとの雑談と何ら変わりません。
一番重要なのは、趣味から得たものを述べることです。
趣味から得たものによって、活かされていることや、会社へのメリットを主張する必要があります。
書く手順
- 趣味(具体的に)
- 趣味から得たもの
- 趣味から得たものによって活かされていること
- 活かされていることが会社にとってメリットがあるか
上記の手順によって書いていけば自然な流れで読んだ人に伝わりやすい文章になります。
少しひねってみても良い
スタンダードなことを長々書いてきましたが、少しひねった趣味でもいいかもしれません。
面接官・採用担当者の思わず目に止まってしまいそうな趣味です。
「これって趣味って言えるのか」、「それエントリーシートに書くか?」みたいなものです。
例えば、占いや献血などです。
話して聞いてみたいと思いますよね。
ですが、限度を超えるとふざけているという印象を与えてしまうので、注意してください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。エントリーシートにおける趣味の書き方をご紹介しました。趣味に限らず、どんな質問でもアピールにつなげることが大切です。