コミュ障のニートが変わる方法

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ニート・ひきこもりの方々が現状から脱出することを阻んでいるもっとも大きな壁が人とコミュニケーションを取ることでしょう。ここでは、コミュ障の人がうまくコミュニケーションが取れる方法について紹介していきます。

コミュニケーション能力とは?

コミュニケーション能力とは、相手に意思を伝えたり、相手の思いを汲み取って理解したりする能力をいいます。マシンガントークで自分の意思を伝えまくることがコミュニケーションではありません。

高いコミュニケーション能力というのは、相手にわかりやすいように話の構成を組み立て、重要なポイントにアクセントを加えたり、身振り手振りを織り交ぜながら、相手の反応を見て、不明な点があれば掘り下げて説明を加えたりする能力です。

コミュニケーションは、会話ではなく意思伝達や疎通を表しているので、一見コミュニケーション能力が高そうな人でも、相手がうまく理解できていない、相手も話していることに耳を聞き入れない人は、レベルの低いコミュニケーション能力といえます。

長けている能力をうまく利用する

 ニート・ひきこもりの方は、コミュニケーション能力は低いが、掲示板での書き込むことや、活字を読むことに慣れているので、文章の構成能力に長けている場合があります。2ちゃんねるを見ていても、この人いい文章書くなと思ったりした人も多いはずです。

コミュニケーションの場合でも、高度になってくるとわかりやすく相手に伝えるために、会話に構成などは重要な要素になるので、その点では、ニート・ひきこもりの方の強みでもあるわけです。

文章を構成する能力をコミュニケーションにうまく応用してみましょう。自分が書き込んだ掲示板や、日記などの自分が文章に起こしたものを会話の流れに置き換えてイメージしてみてください。

イメージトレーニングは、自分の思った通りに物事を運ぶためには、非常に大切なことです。何度も会話のイメージをすることで、実際の会話にもそのイメージが自然と出てくるようになるのです。

恐怖や緊張を和らげる方法

一番の大きな壁は面と向かって相手と会話をすることです。人が怖くて、話すこともできない人もいれば、緊張して吃ってしまって話がうまくできない方もいます。

恐怖や緊張を取り除くためには自分をコントロールする必要があります。

何かトラウマがあって、過去の記憶を呼び覚ましてしまうのか、相手の人相が悪いのかは、わかりませんが、自分の経験による固定観念を捨てることです。怖い目にあった、辱められたなどの経験があった場合でも、今対面している人にされたわけではありませんよね。また同じようなことをされるかもしれませんが、それは起こるまでわかりません。

万が一、怖い目にあってしまう場合のことを想定して対応を考えておくだけでも人は変わります。大声をあげる、防犯ブザーを常に持っておくなど対応の仕方は様々ですが、あなたが安心できるような対応を考えておくことが最も効果があります。

次に、人と接する機会がなければ、コミュニケーションは取れませんね。人と接することに好意的な人と会って話す方が、話しやすいでしょう。

相手は、コミュニケーション能力が高く、コミュニケーションが苦手な人と会話することも慣れているでしょうから、相手に会話の流れを任せていれば、問題ありません。このような人は交流会に頻繁に参加している人やSNSでメッセージを送ってくる人です。

相手は何か意図があって、交流会の参加やSNSでメッセージを送るという行動に至りますが、相手の意図は気にせず、会話の練習台として使ってみることをおすすめします。少なくとも、相手はあなたのことを警戒しているわけでもなく、あなたと接することを避けているわけでもありません。

きっと好意的に接してくるでしょう。コミュニケーションがうまい人との会話が慣れてきたら、自ら積極的に交流会への参加、SNSでメッセージを送ってみましょう。

まとめ

 コミュニケーションが苦手な人でも、少しずつ変えていけば、うまく会話することも可能です。何年間も人と関わることから避けてきた人は、その習慣が染み付いてしまっています。

自分を変えようとする意思はとても重要ですが、短期間でコミュニケーションをうまくとれるようにすると思わないことが大切です。

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