印象に残るエントリーシートの志望動機の書き方|5つのポイント

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ここでは、採用担当者の目を惹きつけ、印象に残るエントリーシートの志望動機の書き方をご紹介します。

エントリーシートを書く上で、志望動機をないがしろにしている人って多いのではないのでしょうか。

採用担当者にとって、志望動機は非常に重視する項目です。

志望動機や自己PRは応募者の性格を判断する材料になるからです。

学歴や資格、その他の人物の表面的な部分を示すものではなく、自ら考え、どのように自分を見せようとしているかが見える部分だからです。

同じ学歴で、似たような資格を持った応募者は少なくありません。

また、社会人になれば、学歴を聞いてくる取引先などいません。

その人の能力や話し方、会社を成長させようと思う心構えで評価されます。

つまり、志望動機は会社にとっていい人間を見極めるための大きな指標になります。

印象に残るエントリーシートを書いて差をつけましょう。

ありきたりな文章はNG

これは、エントリーシートに限ったことではないですが、ありきたりな文章はほぼ通りません。

履歴書の書き方|気をつけておきたい9つのポイント」でも触れましたが、使い回しているか、インターネットから持ってきたものだと思われます。

どこの会社にも当てはまるような志望動機では、決して印象に残ることは無いでしょう。

志望動機以外の項目で他の学生より圧倒的に勝っていれば、通ることもあるかもしれませんが、大幅に評価を減点することになってしまうので、注意が必要です。

ありきたりで曖昧な文章になっていないか読み返して確認することをおすすめします。

理由や根拠を明確に述べる

理由や根拠の無い志望動機は、あまり見かけませんが、曖昧なものはよく見かけます。

理由や根拠が曖昧だと説得力に欠けます。

よくあるのが、会社の説明をしているだけで、それに共感を持ったと書かれているものですが、これは理由にはなりません。

会社の特徴を正確に捉えることも必要ですが、自分の意見が少なすぎます。

どんなことを経験して、経験からどんなことを考えて、会社の特徴とフィットしているのかを述べましょう。

経験に基づく具体的な志望動機は、説得力に深みが出ます。

例えば、OBOG訪問をしたのであれば、会社の雰囲気や会社で働く人の特徴を感じ取ることが出来ます。

自分の経験から会社と自分が合っているのかを考えながら志望動機を書くのがコツです。

やりたいことが会社にとって必要なものか

前述した理由や根拠を明確にすることができたら、会社に必要な存在であるかをアピールしましょう。

ただ自分がやりたいことを述べても意味がありません。

あくまで会社に適した人間であることが前提として、やりたいことを述べる必要があります。

会社の方針に沿っていない新しい事をやりたいと書いても、この会社で使える人間ではないと判断されます。

傲慢な主張は、印象を悪くしますし、社会に出たこともない人間の新しいことなど、たかが知れていますからね。

ですので、会社がやっているサービス・事業や経営理念・社風でも構いませんので、そこからアプローチをしていきましょう。

会社への熱意が込められているか

志望動機では会社への熱意も指標の一つになります。

どれくらいこの会社に入りたいかを伝えるためには、少し感情的な部分を含めてもいいかもしれません。

基本的に、理論とは反対の感情を入れるのは、ご法度ですが、社風や経営理念によっては入れても問題ありません。

会社の魅力や、やりたい仕事への情熱を理由や根拠を述べた上で書けば会社への熱意も伝わりやすいでしょう。

採用担当者の立場に立って考える

先程、説明した4つのことが書かれている場合でも、通らないことも十分にありえます。

最終的に決定するのは採用担当者ですからね。

実際にその質問をどのような意図で作成されたかは分かりませんが、内容から推測は可能でしょう。

また、分かりやすい文章であることも大事です。

分かりやすい文章構成になっているか

相手が読んだ時に分かりやすい文章になっていなければ、自分をアピール出来る志望動機は書けません。

  1. 志望動機は一発目に書く
  2. その根拠を示す
  3. 志望動機と根拠がどれだけマッチしているかをまとめる

よくある文章の構造ですが、相手に分かりやすく伝えるためにはスタンダートが最良です。

上記の手順を踏めば、分かりにくくなることはまず無いでしょう。

どんな人を取りたくて質問しているのか

質問には必ず意図が存在します。

その意図を正確に読み取ることで自然と返答は浮かんでくるものです。

志望動機に限れば、5つのポイントの幾つかが当てはまります。

「会社にとって必要な人間なのか」、「会社への熱意があるか」、「なぜこの会社を選んだのか」などが挙げられます。

志望動機に限らず、常にどんな意図があって、質問されているかを考える癖をつけましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

印象に残るエントリーシートの志望動機の書き方をご紹介しました。

エントリーシートの志望動機を書く際は、ここで述べた5つのポイントを満たせば、採用担当者の印象に残る文章が書けます。

また、インターネットにあった文章をテンプレートにして書くことはおすすめしません。

基本的に文章構造だけを参考にオリジナリティのある志望動機を書きましょう。

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