「大間違い!?正しい仕事の探し方」では、ニート・ひきこもりの方がどのようにして、仕事を探していくかを説明しました。ここでは、ニート・ひきこもりの方に、働きたい会社の選別から面接へ行くまでのステップを紹介していきます。
目次
会社を決める
当然のことですが、面接に行くには、面接をしにいく会社やお店が必要です。
あなたは、どのような場所で仕事がしてみたいですか。社風や経営理念、労働環境など自分にあった条件を見つけてみましょう。
「大間違い!?正しい仕事の探し方」でやりたい仕事を見つけることが出来たと思います。
やりたい仕事もないのに条件が先行しては意味がありません。
インターネットでリクナビやマイナビに登録して探してみたり、ハローワークなどの就職斡旋機関に行ってみたりするのもいいでしょう。
条件により会社が見つからない場合は、条件を緩めてください。選り好みしすぎてもよくありません。
自分に合いそうなところをいくつか決めてみましょう。
連絡をとる手段
自分が決めた会社もしくはお店に、連絡をとってみましょう。
会社の場合
会社の場合、お問い合せ画面からメッセージを送りましょう。電話でも問題はありませんが、門前払いされる可能性もありますので、覚悟してください。
どちらが自分の熱意が伝わるか考えて決めてください。文章を書くのが得意な方はお問い合せ画面からの方がいいですし、話すのが得意な方は電話の方が効果的です。
お店の場合
お店の場合、営業時間中で忙しい時間帯は避けて電話してください。
忙しい時間帯は、話を聞いてもらえないことがほとんどですので、直接、お店に出向いて、「アルバイトの募集はしていますか?」と聞いてみるのもいいでしょう。
忙しくて手が離せない場合を除いては話を聞いてくれるはずです。
上手い受け答えが出来ない方へ
ニートやひきこもりの方は、いくら自信を持って面接しろと言われても、自分の意思や意見をうまく伝えることが出来ない方もいます。
聞かれること
面接で確実に聞かれることは、自己紹介や志望動機です。ニートの方は、経歴の空白の期間も必ず聞かれます。
自己紹介・志望動機は対策が出来ますし、自分の意思も伝えやすいでしょう。これらは、面接ではテンプレートのようなもので、文におこして暗記していけば、受け答えに関しては、特に問題ありません。
また、経歴に空白の期間がある方は、資格を取得しているのであれば、資格取得のためと答えれば良いです。その期間に何もしていなかった方は、適当な理由をつけるほかありません。
例えば、
- 母親が病気にかかっていて、家事の手伝いをしていた。
- 資格取得のために勉強したが、結局、取得することが出来なかった。 etc
適当にそれらしい理由を自分で考えなければいけません。ただぼろが出ないようにしっかりと内容を固めていってください。
重要なこと
面接で重要となるのは、会社もしくは店が、「どのような人を欲しがっているのか」をよく考えることです。
ホームページをみたり、実際に足を運んでみたりすることで雰囲気は感じ取ることができます。この会社(店)はこのような人を欲しがっているのではないかを推測してみてください。
仮に推測が間違っていたとしても、自分の意思を伝えつつ、自分なりに感じ取ったものをその意志の根拠にすることで説得力があって、中身のある人間に見せることができます。
もしも推測があたっているのであれば、採用は間違いないでしょう。
対策しづらい質問が来たとき
面接の基準として会社(店)が独自に設定している質問もあるでしょう。
ニートやひきこもりの方が最も苦手とするものではないでしょうか?
予期せぬ質問や突発的に起こったトラブルなどに対処する能力を見極めているのです。
自己紹介や志望動機では、事前に準備して自分らしい回答を出来るかを見ていましたが、このような質問では、頭の回転や人と話す対応力を見ています。
出来る対処があるとすれば、志望する会社(店)が扱っているサービスを利用することや商品を調べあげて、なぜこのサービスがいいのかを考えて準備すること、毎日ニュースを見たり、新聞を読んだりすることでタイムリーな情報に対して敏感になることです。
採用してもらうためには
採用してもらうためには、面接官の記憶に残るようなことをすることも重要な要素です。
悪い印象ではなく、好印象を持たれるようなことです。
面接官は、話す内容だけではなく、話し方・服装・姿勢・ボディランゲージなど、あなたの全てを総合的に見ているでしょう。
良い話し方とは、相手に理解しやすいような話の構成で、聞き取りやすい声量・スピードで話すことです。
質問に対して、瞬時に意見が出てくれば、それに対する根拠や理由を述べてから、意見を言うと相手に理解しやすい話になります。
それとなく意見が出ているときは、質問内容に対する事実を掘り下げて述べていき、その間に意見をまとめる。
事実を述べていれば、その質問に対して知識があることを証明できます。
その間に結論を出し、理由や意見をいうことは、少々難易度が高いかもしれませんが、練習を重ねれば、違和感なく話すことが出来るようになります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
面接へ行く前に自分が出来る準備をして、面接へ挑むことで、面接への恐怖感や不安感を和らげることができます。
話下手な人でも自分の意思をうまく伝えることもできるでしょう。
ニートが恐れずに面接へ行く方法であったことを実践すれば、今まであなたができなかった面接の対応が出来るはずです。