よく議論にあがりますが、仕事に従事している人は、「生きるために仕事をする」、「仕事をするために生きる」の2パターンに分かれます。
意識的か無意識的行動かは別として、必ず行動に起因する理由・目的があります。
生きるために仕事をする
「生きるために仕事をする」ということは、極端な言い方になってしまいますが、自分が希望する充実した生活を送るためには手段を選ばないということです。
明日食べるご飯もない貧困地域とは別です。
貧困地域に住む方々は、生きるために窃盗や略奪をしますが、ある程度恵まれた環境にある場合を考えてください。
働かなくても死ぬことはない環境で、自分が目標とする生活水準を達成するために行動し、お金を稼ぐ。
「生きるために仕事をする」人は、ニートやひきこもりになりがちです。
目的が生きることなので何をしようがしまいが、生きるという目的を達成できれば何ら問題はありません。
仕事をすることは生きるための手段に過ぎません。
親のすねをかじる、貯金を食いつぶすなど、仕事をする以外にも生きるための手段はあります。
しかし、仕事をせずに生活をするためには何かしら無償の経済的支援を受けます。
小学生や中学生ではなく、1人の人間として自立出来る立場にある人は、無償の経済的支援を受けることに抵抗や疑問を感じて、仕事をする人は多いですが、中には全く気にせず、問題無いと思う人も少なくありません。
仕事のために生きる
「仕事のために生きる」は、目的は仕事で手段が生きるということになりますが、「仕事=生きる」のようにも読み取れます。
あなたの生きがいは仕事だとしたら、生きていると実感できる瞬間は、仕事をしている時なのです。
この仕事で、社会を変えるのか、世界を変えるのか、単に居心地が良いだけなのかはわかりません。
少なくとも「仕事のために生きる」ということは、仕事と生きることが密接に関わり合っていることが分かります。
まとめ
このように仕事の捉え方は人それぞれですが、仕事をする意義として大きく異なる部分かあります。
あなたはどのような理由で仕事をどのような目的で生きますか。
あなたの人生を考えるきっかけになれば幸いに思います。