過去にエントリーシートの書き方や、送り方などの記事を取り上げました。
エントリーシートの書き方から送り方までをまとめてみました。
エントリーシートはあなた自身です。
これさえ読めば、エントリーシートに関する不安や疑問は解消されるでしょう。
基本的な書き方
履歴書やエントリーシートの書き方は基本的な部分は変わりません。
「お祈り確定ならないための履歴書の書き方|気をつけておきたい9つのポイント」では、やってやいけないことや、好ましい書き方をご紹介しました。
手書きで書くべし
インターネットでエントリーシートを送る場合は、打ち込みのもので問題ありません。
ですが、郵送や面接に持参する際は、手書きの方が好まれます。
多くの会社にエントリーシートを出さなければいけない場合でも、時間と労力を惜しまずに作成しましょう。
楷書体を使う
エントリーシートは、面接官や採用担当者に読んでもらうものですので、楷書体を使いましょう。
自分だけが読むノートではありません。
極論を言うと、いくら良いことが書かれていても文字が理解できなければ、意味がありません。
エントリーシートや履歴書を書く上で、楷書体を使用するのは基本です。
誤字脱字
誤字脱字は、問答無用でマイナス評価を受けます。
しっかりと見直しをして、誤字脱字がないようにしましょう。
不安であれば、自分だけで確認をせず、他の人に確認してもらうのもひとつの手です。
略称・略号
一般的によく使われている略称・略号は使用してはいけません。
特にエントリーシートや履歴書で気をつけたいのは、(株)や(有)などの略号を使わないこと。
漢検や英検の略称も気をつけておきたいですね。
日付
日付を記載する部分は結構多いですよね。
日付は、元号か西暦・漢数字か算用数字で統一しましょう。
たとえ記載する欄が異なっていても、統一して置かなければなりません。
大抵の場合、横書きで算用数字を用いるのが原則です。
振仮名
振仮名は、「かな」とある場合はひらがな、「カナ」とある場合はカタカナでふってください。
住所の番地や号室などの当たり前に読むことが出来る漢字には振仮名をふらないのが普通です。
写真
エントリーシートでの写真は、最もあなたの印象与えるものです。
ですので、色々と注意が必要です。
なるべくスピード写真で撮らない
プロに写真を撮ってもらったほうが、より良い印象を持って貰える場合があります。
背景は明るい色にする
背景が暗すぎると印象も良くないです。
また、白黒でコピーをした際に、輪郭がぼやけてしまう可能性があります。
清潔感を出す
清潔感を出すことは非常に大事です。
スーツや髪型、顔のテカリなどを気をつけて写真を撮るようにしてください。
少し口角を上げる
顔がガチガチにこわばっていたり、ゆるすぎてもよくありません。
少し口角を上げるくらいが最も良いでしょう。
写真の裏に名前を書く
写真の裏に名前、学部名、学科名を書きましょう。
万が一、剥がれてしまった時の対処をしましょう。
3ヶ月以内の写真を使用
3ヶ月以内に撮ったものを使用しましょう。
髪型や風貌が変わってしまうのは、よくありませんので、注意が必要です。
学歴と職歴
学歴と職歴を混在させずに、別々に分けて書きましょう。
面接官や採用担当者に分かりやすい形で書くのが原則です。
使い回し
当然ですが、使い回しはよくありません。
バレないと思っていてもちょっとしたところに気づく場合もありますので、注意してください。
志望動機の書き方
「印象に残るエントリーシートの志望動機の書き方|5つのポイント」で、志望動機の書き方について説明しました。
志望動機は、エントリーシートでも重要視される部分ですので、おさらいしておきましょう。
ありきたりな文章はダメ
どの会社でも通用するような志望動機の書き方では、いけません。
場合によっては、使い回されていると考える人も出てきます。
会社の特色を把握し、文章に取り入れることによって、オリジナリティが出ます。
理由と根拠
どんな文章を書くときも、理由と根拠は必要です。
理由と根拠がなければ、文章に説得力を持たせることは出来ません。
事前に理由と根拠を明確にした上で、志望動機を書きましょう。
やりたいこと
会社に入ってやりたいことを志望動機に含める人も多いかと思います。
しかし、それが会社にとって必要な人材であるかを理解しておく必要があります。
やりたいことが、会社にとって必要のないことであれば、採用する意味がないですからね。
会社への熱意
会社への熱意を伝えることも重要です。
採用して、すぐに辞められてはたまったものじゃありませんからね。
どのくらいこの会社に入りたいのかを書いておきましょう。
採用担当者の立場で考える
「なぜこのような質問をしているのか」「文章は読みやすいか」などを確認しておきましょう。
採用担当者の立場に立って考えれば、自ずと答えは出てくるはずです。
趣味の書き方
エントリーシートを書く際に、多くの人は趣味の書き方で困ったことがあるのではないでしょうか。
どのように書けば正解なのか分かりにくいですよね。
「アピールできるエントリーシートの趣味の書き方」でご紹介したことをおさらいしましょう。
書いてはいけない趣味
世間一般でイメージの悪い趣味は控えましょう。
代表的なのは、ギャンブルやゲーム、ネットサーフィンなどです。
会社の特色によっても決まるものですので、よく考えて趣味は選びましょう。
好ましい趣味
会社が力を入れている事業に関連する趣味は、評価のポイントになります。
会社説明会に積極的に参加したり、HPを熟読して、どの事業に力を入れているか考えましょう。
ですが、趣味を偽装しても、面接でボロが出る可能性が高いので、注意してください。
あくまで、本当の趣味であることが重要です。
話が広がりそうな趣味
面接の際に話が広がりそうな趣味は、緊張を解すためにも大切です。
老若男女に共通の趣味は、面接官や採用担当者も知っていることが多いので、良いでしょう。
具体的に書く
趣味は具体的に書きましょう。
単語だけの記載は好まれません。
相手に趣味の度合いや、どんなことをしてきたのか詳しく記載しましょう。
会社へのメリット
「趣味に会社へのメリット?」と思われる方も多いかと思います。
趣味だけで終わってしまっては、もったいないです。
趣味を通じて、どのようなことを学んで、会社に入ったら活かせる事を書くと良い評価を得られます。
趣味を書く手順
- 趣味(具体的に)
- 趣味から得たもの
- 趣味から得たものによって活かされていること
- 活かされていることが会社にとってメリットがあるか
上記に従って、分かりやすく伝えましょう。
少しひねった趣味
相手に「これが趣味なの?」と思われる趣味でもいいかもしれません。
他の人よりも印象を強く持ってもらえます。
また、大半の人が、話を聞いてみたいと興味を持ってくれます。
資格の書き方
「間違えば落とされる履歴書・エントリーシートの資格の書き方」では、エントリーシートの資格の書き方を詳しく説明しました。
資格の書き方で評価を落とすのは、もったいないのでご紹介します。
略称は使わない
「基本的な書き方」でも説明しましたが、間違えやすい資格があります。
普通自動車第一種運転免許を普通自動車免許と書いてしまう人が多いようです。
気をつけましょう。
全ての資格は書かない
全ての資格を書く必要はありません。
逆に評価を下げる事にもなります。
会社に全く無関係な資格は書かないほうが良いです。
「ただ自慢したいだけ」「いざとなれば、他の業種に行かれそう」という印象を持たれる場合があります。
会社に関連のある資格を書きましょう。
基本的に書く資格・免許
- 実用英語技能検定(英検)
- 日本漢字能力検定(漢検)
- 普通自動車第一種運転免許
- 日商簿記検定
などです。
送付状(添え状)
エントリーシートを作成するときに「送付状ってなんだ?」と思われた方は結構多いのではないでしょうか。
社会にでるまでは、あまり使われませんからね。
「エントリーシートに送付状は必要?不要?」と「エントリーシートの送付状の書き方 初めての方へ」のおさらいをしていきましょう。
送付状のサイズ
サイズはエントリーシートと同じサイズにしましょう。
通常は、A4が多いです。
統一感を持たせるのは、非常に重要です。
送付状の書き方
日付、宛名、送付者情報、題名、挨拶と本文、送付内容から構成されます。
詳しくは、上記の「エントリーシートの送付状の書き方 初めての方へ」を御覧ください。
サンプルもあります。
送付状は必要
エントリーシートにおける送付状は、評価の対象にはなりにくいです。
送付状がないからといって不採用になることはありませんが、あることに越したことはないでしょう。
本当に行きたい会社であれば、迷わず送付状をつけて送りましょう。
封筒の書き方・送り方
「絶対に失敗しないエントリーシートの封筒の送り方」で封筒の書き方・送り方について説明しました。
現在では、封筒を送る事をあまりしてきていない方が多いので注意が必要です。
必要なもの
エントリーシートを封筒で送る前に必要なものをチェックしておきましょう。
封筒
エントリーシート
送付状
クリアファイル
クリアファイルには、配達の際に折れたり、濡れたりしないようにする役目があるので、書類を挟んでおきましょう。
封筒の書き方
これは上記のリンクから飛んで確認して下さい。
サンプルもあります。
送るときの注意点
締切日はちゃんと確認しておきましょう。
普通は、必着であるため、締切日に出しても手遅れです。
余裕を持って送るようにしてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
エントリーシートの書き方・送り方についてざっと説明しました。
詳細は、各リンクのページで確認して下さい。
就活前に書き方を知っておくだけでも、ミスは減ります。
これらを守れば、最悪なエントリーシートを書くことはありません。
就活を控えている方、就活をしている方は、是非実践してみてください。