履歴書に書かれている内容はほとんど変わらないのに、面接に受かる人と受からない人が存在します。
仮に履歴書の内容が同じ二人がいて、採用人数が一人だとした場合、一方が選ばれ、もう一方が選ばれません。
ここで採用担当者は、二人に差をつけて合否を決めます。
履歴書の内容が同じでも、面接をすれば必ず二人に違いが生まれます。
では、面接に受かる人と受からない人の違いはどこにあるのでしょうか。
この違いを知っておくだけでも、面接への対策として十分役に立つはずです。
緊張
面接に受かる人は適度な緊張を持っていますが、受からない人は緊張しすぎているか、全く緊張していないかです。
この2パターンには大きな違いがあります。
「大勢の人前で緊張しない方法」でもご紹介しましたが、適度な緊張はパフォーマンスの向上につながります。
緊張しすぎてしまう人は、面接経験を積みましょう。
全く緊張しない人は、何回面接に行っても落ちてしまった人が比較的多いです。
今回の面接でもどうせ落とされるという気持ちがあり、投げやりになってしまっているからです。
少しでも受かる可能性を信じていれば、緊張するものです。
話す内容
受かる人と受からない人では、面接で話す内容が根本的に違います。
面接官が面接で何を聞きたいのかをしっかりと把握しておかなければなりません。
それは、履歴書には書いていないことです。
面接官は、履歴書に書いていることから深堀りしたり、履歴書に書いていない質問したりします。
履歴書に書かれている事をそのまま話すことはよくありません。
面接官からすれば、「履歴書読めば分かるわ!」となります。
面接に受かる人は、履歴書に書いたことをそのまま話すことはせず、+αで書かれていないことを話しています。
単純なことですが、受からない人には出来ません。
話し方
話し方といっても、コミュニケーション能力ですね。
受かる人は、質問に対して根拠や理由を述べて説得力のあることが言えます。
また、言葉のアクセントや抑揚を使って、伝えたいことは強くしたり、逆にそこまで重要でないことは弱めに話したりしています。
説得力があり、耳に残るような話し方をすれば、面接官にしっかりと意思を伝えることが出来るのです。
一方で受からない人は、それが出来ません。
質問に答えることで精一杯になってしまいます。
分析
面接に受かる人は、分析能力に長けています。
会社の分析、自己分析、職業の分析など様々ですが、必要になりそうの情報を集め、分析します。
一つ一つの面接に膨大な時間を準備に充てます。
一方で受からない人は、分析の重要性を軽んじているため、大した分析をせずに面接をしてしまいます。
意気込み
抽象的な話になってしまいますが、意気込みがなければ、この会社に入りたいという気持ちを伝えることは難しいでしょう。
これは、前述した全てのことに関わってきます。
受かる人は、意気込みや気迫、情熱が自然と感じ取ることが出来ます。
面接までに気持ちを作れるかで違いが生まれます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
面接で受かる人と受からない人の違いについてご紹介しました。
集団面接などでは、他の人の面接も客観的に観察してみましょう。
この人は受かりそうだなとか、落ちそうだなと感じることが大切です。
受かりそうな人のいいところを盗んで行くのもひとつの手です。