ニート・ひきこもりの方は、仕事を探すのは非常に難しいかもしれません。
それは、仕事がないからという理由ではなく、心に問題を抱えた人がどのようにして社会に復帰して行くかが、具体的に示されていないからです。
また、ニート・ひきこもりになり、社会もしくは外的環境から離脱した人に手を差し伸べてくれる人や機関は非常に少ないのです。
手に職をつけるためには、自分で考え、行動していかなければなりません。
目次
間違った仕事の探し方
◯◯な条件の仕事
ニート・ひきこもりの方が、どんな仕事がやりたいかと聞かれた時に、大半の答えは「◯◯な条件の仕事」です。
具体的な職種でもなく、具体的にこのような商品を扱っている会社でもなく、まず条件を列挙します。
人とあまり関わらないで出来る仕事や定時に帰れる仕事など、自分の中の経験からもう人と関わりたくない、仕事に追われる生活をしたくないと思っているからです。
このような状態では、万が一、条件を満たす仕事があり、仮に採用してもらったとしても、長くは続かないでしょう。
仕事をする目的を見失わない
漠然とした仕事探しには、仕事をすることよりも、採用してもらうことが目的になっている場合が多いのです。
いざ就職してみると社内の雰囲気や仕事内容など色々なことが目について不満が積ります。
辞めたくなるのも当然の結果ではないでしょうか。
一つの企業に長く身を置き、安定した生活を送りたいのであれば、具体的に仕事や職種を決めていく必要があります。
やりたい仕事を具体的に決めていく
あなたのやりたい仕事・職業は何でしょうか。
就業形態や給与、手当などは抜きで考えてみてください。
漠然とした目的のない仕事探しよりも目的をもった仕事探しの方が、具体的にやりたい職種が定まっているので、面接に落とされても、もう少しやってみようという気持ちになれるはずです。
まずは、やりたい仕事を具体的に固めていくことが重要です。
思いつく仕事をノートに書いてみよう
単純にあなたのやりたい、もしくはやってみたい仕事・職業を箇条書きで構いませんので、ノートに書いてみましょう。
一つに絞る必要はなく、たくさん思い浮かべられた方が好ましいです。
最低でも10個ぐらいはほしいですね。
ただし、年齢や体力的に厳しく現実的ではない仕事はやめておきましょう。
プロサッカー選手やプロ野球選手などスポーツの職業や、棋士や音楽家など才能を必要とする職業は、才能を持ち、その上で並々ならぬ努力をした人がなれる職業です。
現実的でない仕事を除いて、今残っている仕事に何故つきたいのか理由を書いていきましょう。
根拠のある仕事を選択する
ノートに書いた仕事・職業が複数あると思います。その中でも根拠のあるものがいくつかあると思います。
自分の中で一番納得できる理由があるものが、あなたがやりたい仕事になると思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
間違った仕事の探し方では、面接で良い応対も出来ませんし、仮に採用されても長続きしないことの方が多いのです。
このように順を追ってステップ踏んでいけば、根拠のある自分のやりたい仕事が見つけられるはずです。
理由は面接での応答にも使えると思いますので、どこかに保管しておきましょう。